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河川堤防探査手法に係る技術ヒアリング実施のご案内
関東地方整備局では東日本大震災で被災した堤防区間における損傷程度と
その原因の把握,および地震で脆弱した可能性のある堤防区間の抽出,を効
率的かつ高確度で実行可能な河川堤防探査手法の適用を検討中です.
その一環として適用可能な探査手法候補を選定すべく,下記要領にて技術
ヒアリングが実施されます.短期日ですが物理探査学会会員・賛助会員から
の積極的な対応を期待し,ここにご案内いたします.
記
日程:平成23年8月11日 10時~18時頃まで
場所:関東地方整備局 河川部
〒330-9724
埼玉県さいたま市中央区新都心2番地1
(さいたま新都心合同庁舎2号館)
TEL:048-600-3151(内線3776)
FAX:048-600-1381
ヒアリング時間;最長1時間程度
問合せ先:
関東地方整備局 河川部 河川管理課 水防企画係長 齊藤勝紀
TEL:048-600-1947(内線3776)
資料事前送付:
ヒアリングを希望される会員等は,応募技術概要が分かる資料および
担当者名・連絡先を事前に下記まで送付してください.
応募締切:平成23年8月4日17時
送付先:関東地方整備局 河川部 河川管理課 水防企画係長 齊藤 勝紀
TEL:048-600-1947 または3151
FAX:048-600-1381
以上
注意事項
*今回のヒアリングは堤防探査手法としての適用性を評価するものであり,
実施業者を選定するものではありません.
*別紙応募要領にもありますように,適用性を評価する基準として,探査
手法が以下の要件を満たしているかを重視します.この要件を充足して
いないと判断される場合には,ヒアリングへの参加をご案内しない場合
がありますので予めご承知おきください. 応募要領.pdf
<堤防探査手法としての要件>
1):非破壊計測手法であり,堤防の安全性に影響しないこと,
2):S波速度,比抵抗あるいは密度分布など,堤防および基礎地盤の
浸透と地震に対する安全性にかかわる土質特性を評価できる物性
情報を計測・解析する手法であること,
3):探査深度として堤体内部および基礎地盤部,5m~20m程度まで
を対象とする浅部探査法であること,
4):異常部を識別できる充分な構造分解能を有すること,
5):方法論およびデータ処理・解析過程が客観的な探査技術であり,
透明性,第三者によるトレーサビリティ(手順追跡可能性)が保障
されていること,
6):現地計測の作業性および計測機器の操作性に優れ,経済的かつ
効率的に堤防探査が可能であること,
7):解析断面等の相互比較検討およびデータベース化が可能となるよう,
土木研究所および物理探査学会が提唱する標準的な断面記述様式
で結果を提供できること.
*本件についての物理探査学会内部での問い合わせ等は下記へ
ご連絡ください.
土木研究所 地質・地盤研究グループ 稲崎
TEL:029-879-0884