公益社団法人 物理探査学会

論文業績賞

学会賞は、会誌「物理探査」において発表された論文、あるいは探査技術の進歩に奇与したものや著しい探査結果をあげた業績の中から特に優秀なものに授与される賞であり、1961年に設けられて以来、年に2件前後の授賞があります。さらに2014年からは事例研究賞を創設し、現在は論文賞、事例研究賞、奨励賞の三つのカテゴリーで構成され、例年それぞれ1件程度の受賞となっています。なお、年表では表彰した総会が行われた日の年度を示していますが、表彰年度はその前年度になります。

<表彰規程

物理探査学会賞

氏 名
授 与 対 象
1961 瀬谷 清

重力探鉱の新解析法

増田 秀夫

ダム基礎の地球物理学的調査

1962

山口 久之助

帯水層の地層比抵抗係数と水理定数との関係について

1963

松澤 明

堆積岩の密度と地質構造

狐崎 長琅

高周波地震探鉱の研究
1964

南雲 昭三郎

「粒状媒質の弾性について」他一連の研究

長谷川 淳

地表電位の時間的変動の研究
1965 亀谷 卓也 「反射法結果の検討」
小野寺 清兵衛 「成層構造に対する見掛比抵抗曲線の解析理論」ほか一連の研究
1966 加藤 元彦 「サンプリングフィルターの統一的取り扱い」他の論文
佐野 浚一 「空中放射能探査による地表の放射能の分布の測定」他の論文
1967 畠山 勉 関東平野における物理探鉱の総合的研究
1968 陶山 淳治 「堆積盆地に対する空中磁気探査」他の論文

IP研究会

I.P.法の研究
1969

安達 幸夫
竜神 正夫
岡村 昭雄

北部有明炭田の開発
渡邊 健 「埋没鉄類の磁気探査について」他の一連の研究
1970

小倉 公雄

「反射検層法の研究」
日下 梧郎
百瀬 寛人
島田 衛
アブダビ石油の出油成功に対する地震探鉱の活用
1971 飯田 汲事
服部 定育
「火薬爆発に伴う地震波動」他
石油資源開発(株)
物理探鉱部
「地震探鉱反射法におけるディジタル化の実現」による功績
1972 吉住 永三郎
入江 恒爾
アナログ計算機の開発とその応用研究
吉田 寿寿 土木地質調査に対する屈折法の活用
1973 中井 順二 γ-γ密度検層の応答について
森 喜義
中条 純輔
スパーカー技術の導入と開発
1974

賀来 秀三

I.P.法理論について
今井 常雄
吉村 正義
地盤の弾性波速度と力学的性質
和仁 勝之助
太田 垣享
出雲 良雄
土屋 徹
古河鉱業阿仁鉱山におけるI.P.法による成果
1975 池田 和彦 火山岩の風化に関する研究 (I)、(II)
斎藤 徳美
阿部 司
九里 尚一
物理探査技術の山陽新幹線工事への寄与
1976 石井 吉徳 地震探査法とデータ処理 他
遠藤 源助
竹内 睦雄
松坂 総一郎
電気探査における3次元モデル地層の研究他
1977 伊藤 寿恒 物理検層による油層解析技術の開発ならびに啓蒙に関する功績
服部 保正 岩盤のP波伝播速度の類型化に関する功績
1978 小川 克郎 線型法による全磁力断面の自動解析
1979 毎熊 輝記 SH波発生装置の改良による功績
朝倉 夏雄
中島 勝一
一般多層構造に対する反射法の解析と解釈に関する功績
1980 芦田 讓
鳥羽 武文
地震探査(反射法)におけるデータ処理技術の開発改善について
1981 斎藤 正徳 成層構造に対する反射率/表面波分散曲線の計算/液体中の音波弾性体中のSH波
1982 吉川 治男 北鹿地域の物理探査
吉川 稔
小西 尚俊
佐伯 裕治
同和鉱業餌釣鉱床探鉱における電気探査法(IP法)の活用による功績
1983 金属鉱業事業団 総合物理探査による鹿児島県菱刈地区における金鉱床発見の功績
1984 佐々木 裕 比抵抗垂直探査における2次元構造の自動解析に関する一連の研究
1985 津 宏治 会話形式屈折法地震データ解析法の研究
川村 政和 赤外線熱映像探査法の研究
1986 横倉 隆伸 反射法地震探査における静補正に関する研究
1987 村上 裕 電磁法の解析法に関する研究とその発展に対する功績
大久保 泰邦 磁気データにおける地形効果の計算と除去の研究
1988 松岡 俊文 地震反射法データ処理の高精度化の研究
-主として統計的手法の応用-
1989 村山 隆平
内田 真人
梅戸 在明
2台の逆位相P波バイブレータを震源とするS波探査の研究
1990 佐々 宏一
芦田 讓
木口 努
波動現象のシミュレーションに関する研究
1991 株)地球科学総合研究所
新地震探査システム
開発グループ
高精度多大チャンネル地震探査システムの開発と
実用化により探査技術の進歩に寄与した業績
1992 松島 健
岡田 廣
長周期微動を用いた平野部の地下構造の推定
1993 高杉 真司
川上 則明
高精度MT法の開発に関する一連の論文
1994 内田 利弘

ABIC最小化法による最適平滑化拘束の
比抵抗法2次元インバージョン

応用地質(株) ボーリング孔を利用した物理探査のための各種機器の開発
および実用化による功績
1995 島 裕雅
神谷 英樹
二極法データを用いた二次元及び三次元比抵抗自動解析法に関する一連の論文
六川 修一
加藤 俶史
高橋 功
石井 吉徳
木口 努
断裂地帯における弾性波トモグラフィの可能性と問題点に関する論文
1996 村田 泰章 ABIC最小化法を用いた重磁力データ処理に関する一連の論文
1997 吉岡 修
芦谷 公稔
環境振動の発生伝播機構とその応用に関する一連の論文
中尾 信典
木口 努
桑原 保人
伊藤 久男
大湊 隆雄
杉原 光彦
坑井内弾性波利用による各種物性値の推定に関する一連の論文
1998 今村 杉夫
中山 文也
ファジイ理論を利用した物理探査結果の解釈技術
1999 渡辺 俊樹 トモグラフィ解析技術の高精度化に関する一連の研究
佐藤 源之
新妻 弘明
バーティカル・レーダ・プロファイリング(VRP)による
地下構造の推定法と群馬県田尻遺跡への応用
2000 羽竜 忠男 比抵抗法解析技術に関する一連の論文
2001 杉本 芳博 3次元比抵抗トモグラフィーの実用化に関する一連の研究
2002 高倉 伸一 粘土鉱物を含む試料の比抵抗と物理・化学・力学的特性
山根 一修 GPRI法によるMT法3次元インバージョン解析とその適用例
2003 松岡 達郎 関東平野の深部地下構造の精査を目的とした
微動探査法の適用例
鶴 哲郎
朴 進午
金田 善行
日本海溝沈み込み帯における反射法地震探査による
プレート境界型地震活動研究に関する一連の論文
2004 鈴木 浩一 比抵抗測定結果に基づく地盤の水理特性・力学特性評価法の研究(総合評価)
2005

羽藤 正実
稲盛 隆穂

対象論文:
・羽藤正実、稲盛隆穂 「反射法地震探査によるメタンハイドレート賦存領域 把握のための研究」 物理探査, Vol. 55, No. 5, 435-445,2002.
・稲盛隆穂、羽藤正実 「坑井データと地震探査データを用いたメタンハイドレート 賦存層の抽出」 物理探査, Vol. 56, No. 6, 453-460,2003.
・羽藤正実、稲盛隆穂、他 「AVO解析によるメタンハイドレート賦存海域のガス 検知」 物理探査, Vol. 57, No. 3, 219-231,2004
佐伯 龍男

対象論文:
佐伯 龍男 「ノイズを考慮したsurface consistent deconvolutionの最適化」
物理探査, Vol. 57, No. 3, 199-218,2004

朝倉 繁明
竹崎  齊
西 将利

対象論文:
朝倉 繁明・竹﨑 齊・三輪 正弘・芦田 譲・西 将利 「ムバラス油田 ミクライト質石灰岩貯留層における核磁気共鳴検層を用いた 新しい検層解釈モデルと変動n値の研究」 物理探査, Vol. 57, No. 5, 489-500,2004

2006

馮 少孔
杉山 長志
山中 浩明

対象論文: 
・ 馮 少孔・杉 山長志・山中 浩明 「微動アレイ探査における多地点同時逆 解析」 物理探査, Vol. 56, No. 1, 1-11, 2003.
・馮 少孔・杉山 長志・山中 浩明 「Effectiveness of multi-mode surface wave inversion in shallow engineering site investigations」 物理探査, Vol. 58, No.1, 26-33, 2005.

林 宏一
鈴木 晴彦

対象論文:
林 宏一・鈴木 晴彦 「CMP cross-correlation analysis of multi-channel surface-wave data」 物理探査, Vol. 57, No.1, 7-13, 2004.

物理探査学会論文賞

氏 名
授 与 対 象
2007

薛 自求
雷 興林
棚瀬 大爾
渡辺 二郎

対象論文:
・薛 自 求 、 雷 興 林 「 Laboratory study of CO2 migration in water-saturated anisotropic sandstone, based on P-wave velocity imaging」 物理探査, 59, 1, 10-18,2006
・薛 自求、棚瀬大爾、渡辺二郎 「Estimation of CO2 saturation from time-lapse CO2 well logging in an onshore aquifer, Nagaoka, Japan」 物理探査, 59, 1,19-28,2006

高橋 明久
柏原 功治
溝畑 茂治
島田 信仁
中山 徹
古瀬 雅己

対象論文:
高橋 明久、柏原 功治、溝畑 茂治、島田 信仁、中山 徹、古瀬 雅己 「オイルサンド貯留層三次元地質モデルの構築」 物理探査,59,3,233-244,2006

2008 山中 浩明
山田 伸之
対象論文:
「強震動評価のための関東平野の3次元S波速度構造モデルの構築」 第 59 巻 6 号(2006) pp.549-560
黒田 清一郎
奥山 武彦
斎藤 広隆
金 喜俊
竹内 睦雄
対象論文:
「繰り返し孔井間地中レーダ探査による不飽和帯涵養過程の定量的 評価」 第 60 巻 6 号(2007) pp.467-476
2009

中塚 正
大熊 茂雄

対象論文:
「空中磁気探査の高精度・高分解能データ処理に関する一連の研究」
第 59 巻 1 号(2006) pp.121-128、及び第 59 巻 5 号(2006) pp.449-458

2010

白石英孝
浅沼 宏

対象論文:
「任意形状アレーを用いた微動探査における位相速度の直接同定法」
物理探査, Vol.62, No.3 (2009), p.339-350.

2011 高橋 亨
田中莊一
対象論文:
1 . 高橋 亨・田中莊一(2009):ロックフィジックスをベースにした 浅層物理探査データ解析技術に関する研究-堆積性軟岩の岩石モ デル解析-,物理探査,Vol.62,No.4,p.437-446
2 . Takahashi, T. and T. Yamamoto* (2010): An attempt at soil profiling on a river embankment using geophysical data, Butsuri-Tansa, Vol.63, No.1, 102-108.
2012

中山 徹
古瀬雅己
高橋明久

対象論文:
「地球統計学的手法によるカナダ・アルバータ州オイルサンド開発地 域における反射法地震探査データの深度変換の高精度化」
物理探査, 64 巻 5 号,319-330

2013

白石和也
阿部 進
斉藤秀雄
川中 卓

対象論文:
白石和也・阿部 進・岩崎貴哉・斉藤秀雄・佐藤比呂志・越谷 信・加藤直子・ 新井隆太・川中 卓(2010):屈折初動走時トモグラフィ解析における初期モデ ルランダム化による解の信頼性評価, 物理探査, 63, 4, 345 - 356.

2014 該当なし

2015

佐藤浩章

対象論文:
佐藤浩章(2014): 地震動評価のための地表に近い岩盤における減衰の測定とそのモデル化,物理探査, 65, 37-52.

2016 楠本成寿 対象論文:
楠本成寿(2015): 重力勾配テンソルの固有ベクトルを用いた断層あるいは構造境界の傾斜角の推定, 物理探査, 68, 277-287.
高見雅三
山口 覚
対象論文:
高見雅三・土谷富士夫・山口 覚(2015): 季節凍土における電気探査(2)ー比抵抗法二次元解析による比抵抗構造からの凍土挙動の推定ー,物理探査, 68, 289-303.
2017 Sabry Abd Allah
伊藤久敏
茂木 透
城森 明
結城洋一
海江田秀志
鈴木浩一
対象論文:
1)Sabry Abd Allah,Toru Mogi,Hisatoshi Ito,Akira Yuuki,Elena Fomenko,kenzo Kiho,Hideshi Kaieda,Koichi Suzuki and Kazuhiro Tsukuda(2014):Three-dimensional rasistivity of grounded electrical-source airborne transient electromagnetic (GREATEM) survey data from the Nojima Fault,Awaji Island, south-east Japan,Exploration Geophysics, 45(1),49-61.

2)Hisatoshi Ito,Hideshi Kaieda,Toru Mogi,Akira Jomori and Youichi Yuuki(2014): Grounded electrical-source airborne transient electromagnetics(GREATEM) survey of Aso Volcano,Japan.Exploration Geophysics, 45(1), 43-48.
2018 神宮司元治 対象論文:
Motoharu Jinguuji,Selcuk Toprak(2017):A case study of liquefaction risk analysis based on the thickness and depth of the layer using CPT and electric resistivity data in the Hinode area,Itako City,Ibaraki Prefecture,Japan,Exploration Geophysics,Vol.48 No.1, 28-36.
2019

今村尚人
後藤忠徳
笠谷貴史

対象論文:
Naoto Imamura, Tada-nori Goto, Takafumi Kasaya, Hideaki Machiyama (2018): Robust data processing of noisy marine controlled-source electromagnetic data using independent component analysis, Exploration Geophysics, 49(1), 21-29.

2020 清水智明
小田義也
対象論文:
清水智明・小田義也,薬液注入の浸透過程を監視するための比抵抗トモグラフィの時系列解析法の提案,物理探査,第72巻,pp. 139-154, 2019.

物理探査学会事例研究賞

氏 名
授 与 対 象
2014 稲崎富士

対象論文:
稲崎富士,液状化被災地における物理探査および地質学的総合調査:千葉県幕張海浜公園での浅部地盤調査例,物理探査,66,45-55.

根木健之
松尾公一
横井浩一
対象論文:
根木健之・梅田浩司・松尾公一・浅森浩一・横井浩一・大原英史,MT 法スペクトルデータの効率的且つ効果的な編集方法-実データによる検証-,物理探査, 64,153-165.
2015 鈴木浩一
狩野嘉昭
対象論文:
鈴木浩一・狩野嘉昭(2014): 沿岸域埋め立て地における周波数領域電磁探査法の埋設物探査への適用, 物理探査, 67, 121-133.
2016 相澤隆生
伊東俊一郎
青野泰大
赤澤正彦
対象論文:
相澤隆生・伊東俊一郎・青野泰大・落合慶亮・八鳥雄介・中嶋啓太・赤澤正彦(2015): トンネル弾性波探査マニュアル(案)を適用したトンネル地質調査,物理探査, 68, 71-81.
2017 尾西恭亮
杉本芳博
岩崎好規
対象論文:
Kyosuke Onishi,Tomochika Tokunaga,Yoshihiro Sugimoto,Naoyuki Yamada,Mohamed Metwaly,Katsuro Mogi,Ichita Shimoda,Yoshinori Iwasaki(2014): Identifying damaged areas inside a masonry monument using a combined interpretation of resistvity and ground-penetrating radar data Exploration Geophysics 45(3), 177-188.
2018 青木直史
新部貴夫
対象論文:
青木直史・新部貴夫・佐藤 馨・寺西陽祐・三浦卓也・持永尚子・原 彰男・熊野裕介・中田 守・福田真人・毛利拓治(2017): 山川地熱地域における3次元弾性波探査フィールド実証実験,物理探査, 70, 124-141.
2019 横田俊之
神宮司元治
山中義彰
村田和則
対象論文:
Toshiyuki Yokota, Motoharu Jinguuji, Yoshiaki Yamanaka and Kazunori Murata (2017): S-wave reflection and surface wave surveys in liquefaction affected areas: a case study of the Hinode area, ltako, lbaraki, Japan, Exploration Geophysics, 48(1), 1-15.
2020 猪野 滋
須田 茂幸
菊地 秀邦
大川 史郎
阿部 信太郎
対象論文:
猪野滋・須田茂幸・菊地秀邦・大川史郎・阿部信太郎・大上隆史,超高分解能三次元地震探査(UHR3D)-日奈久断層帯海域部における実施例―,物理探査,第71巻,pp. 33-42,2018.

物理探査学会奨励賞

 

氏 名
授 与 対 象
2001 山本 英和

対象論文:
3成分微動アレイ観測によるLove波の位相速度の推定の試み ,
物理探査, Vol. 53, No. 2, pp. 153-166.

2002 遠藤 仁

対象論文:
地形によるTDEM応答の変化に関する検討,
物理探査, Vol. 53, No. 2, pp. 140-150.

古村 孝志

対象論文:
大規模3次元地震波動場(音響場)モデリングのためのPSM/FDMハイブリッド型並列計算,
物理探査, Vol. 53, No. 4, pp. 294-308.

2003 高山 純一
淺沼 宏

対象論文:
坑井内3軸ダブルゾンデを用いたコヒーレント地下弾性波の検出法とAEを音源とする反射法への適用,
物理探査, Vol. 54, No. 3, pp. 155-163.

松島 潤 対象論文:
重合前時間マイグレーションにおける並列処理に関する検討,
物理探査, Vol. 55, No. 3, pp. 207-221.
2004 横田 俊之
溝畑 茂治
村岡 直

対象論文:
石油EORにおける貯留層内流体挙動の把握
-初動走時トモグラフィを用いたモニタリング-,
物理探査, Vol. 56, No. 3, pp. 181-189.

2005 辻 健

対象論文:
「自己組織化マップを用いたサイスミックアトリビュート解析 による南海トラフ沈み込み帯におけるプレート境界面の物性評価」 物理探査, Vol. 57, No. 2, pp.121-134.

2006 中内 啓雅

対象論文:
「水平ボーリング搭載レーダ用リアルタイム画像処理の開発」 物理探査, Vol. 58, No. 5, pp.475-490.

三善 孝之 対象論文:
「3次元格子ボルツマン法の並列計算による多孔質岩石内の流体流動解析」 物理探査, Vol. 57, No. 6, pp. 697-708.
2007 該当なし

-

2008 尾西 恭亮
石川 慶彦

対象論文:
「気体、液体、および超臨界状態の CO2 圧入による砂岩試料の比抵
抗変化」 第 60 巻 5 号(2007) pp.435-443

2009 武川順一

対象論文:
「不連続破壊現象の数値シミュレーション法に関する研究」 第 60 巻 2 号(2007) pp.171-182、及び第 61 巻 2 号(2008) pp.169-179

白石和也 対象論文:
「地震波干渉法の応用に関する研究」第61巻2号(2008) pp.101-109、
及び第 61 巻 2 号(2008) pp.111-120
2010 上田 匠

対象論文:
1. Fast numerical methods for marine controlled-source electromagnetic (EM) survey data based on multigridquasi-linear approximation and iterative EM migration, BUTSURI-TANSA, Vol. 61, No.1, p.60-67
2. 電磁マイグレーションを用いたTikhonov 正則化共役勾配法による海洋 CSEM 法の逆解析,
物理探査, Vol.62, No.3, p.295-306.

2011 鈴木晴彦 対象論文:
1. 鈴木晴彦・山中浩明(2009):地震動のS波部分を用いた深部地盤 の S 波速度構造モデルの推定,物理探査,Vol.62,No.2,261-275.
2. 鈴木晴彦・山中浩明(2010):深部地盤のS波速度構造推定のため の地と微動探査データの同時逆解析,物理探査,Vol.63, No.3,215-227.
小田義也

対象論文:
小田義也・岩楯敞広(2008):2 地点の計測震度と微動 H/V および 地形・地質分類を利用した面的震度分布の即時推定,物理探査, Vol.61,No.6,523-532.

2012 地元孝輔

対象論文:
南関東地域における地震波干渉法に基づく表面 波スローネストモグラフィ解析,物理探査,64 巻 5 号,331-343

2013 湊 翔平
辻 健

対象論文:
Shohei Minato, Takeshi Tsuji, Toshifumi Matsuoka, Naoki Nishizaka and Michiharu Ikeda(2012): Global optimization by simulated annealing for common reflection surface stacking and its application to low-fold marine data in southwest Japan, Exploration Geophysics, 43, 2, 59-69.

2014

重藤迪子

対象論文:
重藤迪子・高井伸雄・笹谷努,低周波数帯域におけるS 波伝播経路のQ 値の推定,物理探査,65,53-66.

新色隆二

対象論文:
新色隆二・山中浩明,表層地盤の3 次元的影響を考慮した2003 年宮城県北部地震の震源域における地震動のシミュレーション,物理探査,66,139-152.
2015

岩田直泰

対象論文:
岩田直泰・津野靖士・山本俊六, 宮城県中部沿岸部における線状連続のS波速度構造および地震動の推定, 物理探査, 67, 95-106.

石田勇介

対象論文:
石田勇介・野口竜也・香川敬生・盛川 仁, 中国地方北部域における重力・磁気データを用いた3次元基盤構造モデル推定の試み,物理探査, 67, 157-170.
2016 小暮哲也 対象論文:
小暮哲也・堀内侑樹・木山 保・西澤 修・薛 自求・松岡俊文,(2015): 分布式光ファイバーセンサーによる静水圧環境下におけるひずみ測定, 物理探査, 68, 23-38.
笠松健太郎 対象論文:
笠松健太郎・山中浩明・酒井慎一(2015): ラブ波を用いた波形インバージョンによる深部地盤の二次元S波速度構造の推定, 物理探査, 68, 265-275.
2017 該当なし -
2018 井上敬資 対象論文:
Keisuke Inoue,Hiroomi Nakazato,Tomijiro Kubota,Mutsuo Takeuchi,Yoshihiro Sugimoto,Hee Joon Kim and Koji Furue(2017):Three-dimensional inversion of in-line resistivity data for groundwater recharge experiment in a pyroclastic Exploration Geophysics, Vol.48,No3, 332-343.
2019 小林佑輝

対象論文:
小林佑輝・成瀬涼平・薛 自求 (2018): 坑井内に展開した光ファイバーを用いての地震観測の可能性について-本邦初のDAS計測で観測された自然地震を例として-,物理探査,71,56-70.

2020 岡田真介
楮原京子
今井幹浩
対象論文:
岡田真介・坂下 晋・今泉俊文・岡田篤正・中村教博・福地龍郎・松多信尚・楮原京子・戸田 茂・山口 覚・松原由和・山本正人・外處 仁・今井幹浩・城森 明,横ずれ断層における各種物理探査の適用可能性の検討(その1:浅層反射法地震探査・屈折法地震探査・CSAMT 探査・重力探査)―郷村断層帯および山田断層帯における事例―,物理探査,第71巻,pp. 103-125,2018.
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