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故・千葉昭彦様を偲んで（追悼文掲載について）

会員各位

平素より本学会の活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、本学会のウェブサイト「各種お知らせ」欄に、故・千葉昭彦様（元常務理事）の追悼文を掲載いたしました。

追悼文を拝見し、千葉様のお人柄やご功績を改めて思い起こしました。生前の温厚で誠実なお姿、そして物理探査技術の発展に注がれた熱意が思い出され、深い感慨を覚えます。

千葉様は長年にわたり、学会の発展と物理探査技術の普及に多大なご貢献をなされました。特に標準化検討委員会の活動を通じて、「新版 物理探査適用の手引き」（2008）の編纂およびその英訳出版（2014）を主導され、国内外の技術基盤の整備に尽力された功績は誠に大きいものがございます。

千葉様の温厚で誠実なお人柄、若手技術者への惜しみないご指導、そして常に前向きに挑戦される姿勢は、多くの会員の心に深く刻まれています。改めて、千葉様のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、そのご功績に感謝の意を表したく存じます。

本追悼文の掲載に際し、ご遺族の皆様のご理解とご協力に深く御礼申し上げます。また、本追悼文をご執筆いただいた岡田和也理事ならびに、掲載にあたり多方面でご調整を賜った光畑裕司理事および住鉱資源開発株式会社に厚く御礼申し上げます。

会員各位におかれましても、ぜひ本学会ホームページに掲載された追悼文をご一読いただき、千葉様の歩まれた軌跡とともに、物理探査の未来を改めて考える機会としていただければ幸いでございます。

2025年11月
公益社団法人 物理探査学会
会長　松島　潤