公益社団法人 物理探査学会

学会 News

地盤探査研究会 開催案内

公益社団法人物理探査学会・地盤探査研究会では、下記の通り令和6年度第1回(第41回)研究会を開催します。

 地盤探査研究会は、地盤およびそれに係わる周辺環境などに対する物理探査の進歩・発展と適正な普及を図るために必要な様々な課題と理論・技術について研究することを目的に、物理探査学会の会員を対象に活動しております。

 この度、積算の基本についてお話を伺う機会を得ました。優れた技術もそれに見合う対価をいただいて、さらに教育・投資を繰り返し、良いサイクルを生み出さないと先細りになってしまいます。

 国、自治体、民間で広く採用されております全地連の全国標準積算資料令和5年度版では、様々な価格改定がなされ、特に物理探査の積算内容が大幅に変更されました。例えば、測線長に伴う補正を実態に合わせ、測線長1km以上の補正係数を用いないことに見直しが行われました。また、屈折法や反射法、電気探査、地中レーダ探査、表面波探査では、補正係数の見直しが行われております。さらに、微動探査が追加されました。

 これに伴い、本研究会では、積算の「きほんのき」から、基本積算の変更点や、変更に伴う積算方法を丁寧に理解する機会をご提供することといたしました。基礎から説明を行いますので、日頃から積算を行っている方ばかりでなく、積算を知らない方・積算に関わり始めたばかりの方や、積算の重要性を認識し始めた方などにも、有益な機会になると思います。意見交換により理解を深めるためにも、様々なお立場の方の参加をお待ち申し上げます。なお、本講習会にご参加される方は、テキストと致しまして『全国標準積算資料令和5年度版(赤本)』をお手元にご準備することをお勧め致します。ぜひ、My赤本に付箋と赤ペンで書き込みながら受講してください。なお、全地連会員企業の方は地区協会より割引価格で購入することができます。(それ以外の方は全地連HPより定価で購入できます。)
 講師曰く、『技術でも営業でもない「積算」の世界の深淵を知ることができます。ここで知り得たことは、おそらく一生ものの知識として今後の技術者人生に活用できるでしょう。』

 参加申し込みは、下記のウェブフォームからお手続きください。お近くの当研究会幹事に参加連絡を頂くことでも登録できます。

 参加には事前登録が必要です。
   https://forms.gle/RYmtkWQXnSoxsFxRA


           記

日 時:令和6年5月29日(水)14:00-16:00

会 場:1. 早稲田大学西早稲田キャンパス 55号館 1階 第2会議室
    2. オンライン(別途アクセス方法を案内)

参加費:無料

定 員:40名程度 (会場)(先着順)
    60名程度 (オンライン)(先着順)
    申し込みが定員になり次第締め切らせていただきます。
    口頭による質疑は会場のみに限られます。

1)土木分野への物理探査の利用動向
講演者:尾西恭亮(土木研究所)
説明時間:15分 + 意見交換

2)全国標準積算資料の物理探査に関する改訂(仮)
講演者:相澤隆生(全国地質調査業協会連合会)
説明時間:75分 + 意見交換

C P D:準備予定

                           以上

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