公益社団法人 物理探査学会

令和5年度ワンデーセミナー会告

参加申込はこちらのWebフォームをご利用ください。

20242

公益社団法人 物理探査学会

令和5年度ワンデーセミナー「最近のAI技術の動向と物理探査への応用

開催のお知らせと参加者募集

(技術士継続教育(CPD)対応セミナー)

 令和5年度ワンデーセミナーを下記の要領にて開催いたします。

AI技術については、平成29年度ワンデーセミナーにおいて、主に深層学習を中心とした技術解説とその物理探査への応用について取り上げましたが、それから7年経過し、AI技術の開発動向やその応用の幅は大きく変化しております。物理探査への応用においても経験と実績が蓄積されており、どのような技術の実装が進むのか、それとも新しい技術に取って代わられるのかといった技術動向が注目されております。そこで今回のセミナーでは、「最近のAI技術の動向と物理探査への応用」と題し、改めてAI技術をテーマとして取りあげ、AI技術の研究・開発動向の変化、普及に向けた実用面での課題や、蓄積された研究成果・適用事例に関してご紹介いたします。

当セミナーでは、会員はもとより、広く物理探査法に関連する技術、および最新知識に関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。また、ご参加される方には、継続教育(CPD)時間の認定証を発行いたします。

 

 

1.開催日時:令和6328日(木) 9:15 17:20 (6.25 CPD時間)

2.開催方式:Google Meetによるリアルタイムオンライン配信

3.セミナー内容

テーマ:「最近のAI技術の動向と物理探査への応用」

講師および講義内容(敬称略):

(1)    9:3010:45

基調講演 「最新AI技術を通して理解するデータ科学」

講師:矢野 恵佑(統計数理研究所)

要旨:GPT等の大規模な深層学習モデルは、膨大で高品質なデータの学習により、自然言語処理や画像認識で前例のない成果をあげ、データ科学の可能性を広げています。本講演では、ドメイン知識とデータの性質に焦点を当て、今日のデータ科学について考察いたします。

(2)    11:0012:15

演題:「エンジニアリング分野における AI活用の展望とトレンド」

講師:井上 道雄(MathWorks Japan

要旨:AIモデルの開発は今や容易になっていますが、エンジニアリングの現場での活用には、特徴量エンジニアリングやシステム統合、ハードウェア実装などの技術が重要です。このセッションでは、AIをエンジニアリング分野へ実際に適用する際の方法論と最新のトレンドについて、事例と合わせてご紹介いたします。

(3)    13:0014:15

演題:「JOGMECにおけるデジタル化の歩みと資源開発:業務・組織の変革と今後の展望」

講師:小西 祐作・池 俊宏(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)

要旨:JOGMECは石油・天然ガスの探鉱・開発技術の高度化に取り組む一環で2018年以降、データ量の観点からデジタル技術の適用事例が他業種と比べて少ないと言われる本業界において、本邦E&P企業と共に技術的課題解決へ向けたPoCに加え、自らの技術評価能力向上を目指し、様々な技術分野においてデジタル技術を適用して参りました。この講演では私共の経験や学びについて、広くご紹介いたします。

(4)    14:3015:45

演題:「地震探鉱・連続モニタリングデータ処理・解析へのAI技術の浸透」

講師:小沢 光幸(地球科学総合研究所)

要旨:2050年カーボンニュートラルに向けCCS/CCUSEGSは有力な手段ですが、地震探査データのタイム・ラプス調査や、微小地震等の常時モニタリングでは、抜本的なコスト削減が求められています。大容量データの処理・解釈作業の機械化を進めるため、近年のAI技術の適用可能性について紹介いたします。

(5)    16:0017:15

演題:「地熱資源探査におけるAIの活用」

講師:石塚 師也(京都大学)

要旨:地熱資源探査におけるAIの活用可能性について概説するとともに、AIを用いた物理探査・地質データの統合による温度構造の解釈例およびデータ量が限られた条件下でAIを活用した研究事例について紹介いたします。

* 都合により、講師、講演時間は変更となる場合がございます。

4.主催:(公社)物理探査学会

後援:(公社)土木学会(依頼予定)、(一社)日本応用地質学会(依頼予定)、
(
一社)全国地質調査業協会連合会(依頼予定)、(公社)地盤工学会(依頼予定)、石油技術協会(依頼予定)

5.対象

  物理探査法の理論や実務、関連知識を習得しようとする方は勿論ですが、物理探査法のご自分の分野への応用を考えておられる方、広く物理探査の世界に興味のある方、新入社員教育の一環としてご利用になりたい方、さらに物理探査技術の現状をお知りになりたい方々をも対象といたします。なお、本学会員でなくても御参加になれます。

 

6.受講料

一般】: 会員 6,600(税込)、非会員 9,900(税込)

【学生】: 2,200(税込、会員・非会員を問わず)

* 受講料は個人を対象に設定しております。賛助会員である団体に所属の方も個人の会員資格に応じて受講料を請求させていただきます。お支払い方法は、学会指定の口座への振り込みとなります。

7.申込み方法

a. こちらのWebフォームからお申込み下さい。お問い合わせは下記弊会事務局にて承ります。

(公社)物理探査学会事務局
101-0031 東京都千代田区東神田1-5-6 MK5ビル2F
Tel
03-6804-7500  Fax03-5829-8050
お問い合わせ用アドレス:
office@segj.or.jp

b. 申込み受け付け後、事務局よりプログラム、受講料の請求についてのご案内を配信いたします。 納金された受講料は、原則として返却しませんのでご承知下さい。

c. 申込み締切日 令和6322日(金)

・事前資料の配信準備のため申込みの締切日を設定させて頂きます。

d. 募集定員:80名(先着順)

e. Google Meet への参加方法は、上記申込み締切日後にご案内を配信いたします。

8.継続教育(CPD)時間認証について

本セミナー参加者のうち、希望者にCPD時間認定証を交付いたします。ご希望の方は、申込み時のWebフォームで「希望する」にチェックをして頂きますようお願いいたます。

以 上

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