第119回(平成20年度秋季)学術講演会優秀発表賞審査結果報告

2009年1月
学術講演委員会

 学術講演会優秀発表賞は、若手会員による研究を促進し、その成果を学術講演会で積極的に発表していただき、学会全体の活性化につなげることを目的としています。35才以下の発表者(登壇者)を対象としており、優秀講演賞(口頭発表)と優秀ポスター賞が設けられています。審査は所定の審査表を用いて主に各セッションの座長が行います。採点項目には、プレゼンテーションの状況(スライド・ポスターの見やすさ、発表の分かり易さなど)、研究成果の技術的内容(新規性、完成度など)、発表時間、質問への対応状況などがあります。
 学術講演会終了後、採点結果をとりまとめ、第119回(平成20年度秋季)学術講演会優秀発表賞の受賞者を決定しました。今回対象となった講演は、ポスター発表21件です。審査の方針として、受賞者数を対象者の20%以下としていますが、同時に基準点を設けています。また、連続受賞された方は1年間対象外としています。最終的に、ポスター発表4件を受賞者としました。受賞者一覧を下に示します。受賞者一覧は学会ホームページにも掲載し、また、次回の学術講演会(平成21年度春季)で賞状の授与を行います。

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優秀発表賞受賞者一覧

優秀ポスター賞

1) 越智 公昭(京都大学):
波動方程式を用いた津波シミュレーション(越智 公昭・三ケ田 均・尾西 恭亮(京大院・工))

2) 下野 祐典(伊藤忠テクノソリューションズ(株)):
3次元没入型地質構造可視化システムの構築(下野 祐典・高市 和義(CTC),棚橋 学(産総研))

3) 上田 匠(産業技術総合研究所):
海洋および沿岸域における電気・電磁探査法適用に向けた数値モデリング技術の開発(上田 匠・光畑 裕司・内田 利弘(産業技術総合研究所))

4) 坂田 玄輝(京都大学):
東海沖で取得された海底MTデータの解析と地形の3次元性の検討(坂田 玄輝(京大・院・工),後藤 忠徳・笠谷 貴史・木下 正高(海洋研究開発機構),尾西 恭亮・三ケ田 均(京大・院・工))

以上