第118回(平成20年度春季)学術講演会優秀発表賞審査結果報告

2008年10月
学術講演委員会

学術講演会優秀発表賞は、若手会員による研究を促進し、その成果を学術講演会で積極的に発表していただき、学会全体の活性化につなげることを目的としています。35才以下の発表者(登壇者)を対象としており、優秀講演賞(口頭発表)と優秀ポスター賞が設けられています。審査は所定の審査表を用いて主に各セッションの座長が行います。採点項目には、プレゼンテーションの状況(スライド・ポスターの見やすさ、発表の分かり易さなど)、研究成果の技術的内容(新規性、完成度など)、発表時間、質問への対応状況などがあります。
 第118回(平成20年度春季)学術講演会終了後、採点結果をとりまとめ、学術講演会優秀発表賞の受賞者を決定しました。今回対象となった講演は、口頭発表20件、ポスター発表1件です。審査の方針として、受賞者数を対象者の20%以下としていますが、同時に基準点を設けています。また、連続受賞された方は1年間対象外としています。最終的に、口頭発表3件を受賞者としました。受賞者一覧を下に示します。受賞者は学会ホームページにも掲載し、また、次回の学術講演会(平成21年度春季)の会場において賞状の授与を行います。

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優秀発表賞受賞者一覧

優秀講演賞
1) 窪田健二(電力中央研究所): 比抵抗トモグラフィーによる堆積軟岩ヒーター試験に伴う高温域進展状況のモニタリング(窪田健二、鈴木浩一、池野谷尚史、高倉 望、谷 和夫)
2) 河村陽介(早稲田大学大学院): 比抵抗と浸出水のイオン濃度からみた廃棄物層の性状変化(河村陽介、杉崎真幸、香村一夫、佐藤賢司)
3) 山崎鍾史(京都大学大学院): JJY標準電波を用いた浅層EM探査に関する研究(山崎鍾史、尾西恭亮、三ヶ田 均、小西尚俊)