| 講演要旨(和文) | | 本論文では、最近の携帯電話などの通信に利用されている多元接続方式の符号分割多元接続(CDMA: Code Divided Multiple Access)を電気探査の測定に応用した、多地点同時通電による電気探査測定法について、その原理とシミュレーションおよび簡単な実験結果をまとめた。提案した方法は、通電パターン間の共分散がゼロになるような通電パターンを選び、同時に多地点から通電して電位波形を収録、観測された電位波形と各通電波形とを用いてそれぞれ単一で通電した場合の電位応答を分離するものである。通電通電パターンにM系列符号を用いて15地点から1mAの電流を同時通電した場合のシミュレーションでは、現実的なノイズレベルを付加した場合でも実用的な精度で電位応答が分離できることが示された。簡易実験結果では、実用化の可能性を示唆するデータを得ることができた。 |
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| | 講演要旨(英文) | | A new method of resistivity profiling measurement is proposed. The method is based on CDMA (Code-divided-multiple-access) technology to allow simultaneous current injection which can reduce the measurement time dramatically. The principle and simulation result is presented with simple experiment, which shows possibility of this method. |
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