| 講演要旨(和文) | | 急傾斜構造におけるVSPでは従来の地表震源-坑井内受振の組み合わせでは地質構造をイメージングすることは不可能である。本研究では、地震波干渉法を適用することにより孔内震源-孔内受振の記録の合成ができるため、通常のVSP観測データより急傾斜構造のイメージングがある程度可能であることが確認された。一方、擬似ショット記録の重合断面には大きな偽像も存在した。単一震源で認められるこれらの偽像を抑制するための手法として、地表での震源数を増やしてデータ数を多くすることが考えられるが、これは今後の課題としたい。今後は実用化に向けてさらなる検討を行う予定である。 |
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| | 講演要旨(英文) | | VSP(Vertical Seismic Profile) provides high-resolution image for oil and gas exploration or civil engineering. We apply seismic interferometry to VSP in steeply dipping structure. We carry out 2D simulation of acoustic wave propagation with steeply dipping structure model, and apply seismic reflection analysis to pseudo shot record for imaging geological structure near the observation well. |
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