| 講演要旨(和文) | | JAMSTECでは、低周波大出力電磁パルスを利用した海底下探査装置の研究、電磁波を利用した海中通信方式の研究、ならびに水中でのパルスパワー放電により生じる基礎物理現象の研究を行っている.これらの研究において共通な基礎的研究対象は、水中の電磁波の伝播特性である。海水という導電性の媒質中では電磁波は急激に減衰する (例えば海中では100 kHzの周波数で11 dB/mの減衰がある)ことが知られている.そこで、超低周波数領域での周波数依存の伝播特性を知るとともに、海水中ではどのようなソースから水中に電磁波を送出するのが最も効率的であるか把握することとした。浅海での水中電磁波伝播特性の測定を行った結果、1W出力の時に10kHzの周波数で100m以上の通信が可能(C/Nは30dB以上)であること、周波数が高い場合はループアンテナが有効であることが分かった。 |
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| | 講演要旨(英文) | | We have developed a prototype of the EM-exploration system for sub-sea bottom survey and underwater communication system using EMW. In order to develop these systems, it is important to investigate ELF propagation characteristics in underwater and sub-sea bottom. In the conference we present some experimental results of underwater propagation in shallow water zone. |
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