社団法人 物理探査学会
第139回(平成30年度秋季)学術講演会


強震動計算のための三次元地盤モデル作成を対象とした物理探査成果書式の提案

講演要旨(和文)
物理探査学会では、土木分野での物理探査成果のデータベース化、二次利用を目的として探査成果の書式化,電子納品について検討をおこなってきた.しかし,二次元探査を主とした検討であり、地震防災分野で多く用いられている探査に対する検討は十分ではなかった。本委員会では、強震動地盤モデル作成を対象として、関連する物理探査成果の蓄積・データベース化,二次利用を目的として探査成果の書式化の検討を行うとともに、3次元地盤構造モデルを作成するためのデータ構造および書式化について検討を行った。本委員会では、3次元地盤モデル、反射法地震探査、強震動H/Vスペクトル解析、微動アレイ探査の各手法についての標準書式案について作成した。

講演要旨(英文)
We proposed the data structure and standard format of geophysical data for 3D subsurface modeling for strong ground motion prediction. We prepared a draft standard form for 3D subsurface model, microtremor array, H/V spectrum of strong motion records and reflection survey.