| 講演要旨(和文) | | 平成28年（2016年）熊本地震の発生以降，熊本平野における地震動特性を評価することを目的として，熊本平野西部を南北に縦断する総長約15kmの区間（熊本平野南北測線）において地震観測と微動アレー観測を実施している．本研究では，地震観測記録と微動アレー観測記録を用いて，熊本平野南北測線における地盤増幅特性を求め，熊本平野で見られる1〜3Hzの卓越周期に対して地盤構造が与える影響について考察した．その結果，表層地盤により1〜3Hzの周波数帯域が増幅されることが明らかとなった一方，観測で見られる大きな増幅率を説明するためには，より深い構造を考慮する必要性があることが示唆される結果となった． |
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| | 講演要旨(英文) | | We have been observing earthquake ground motion in a north-south line in the Kumamoto Plain, immediately after the 2016 Kumamoto earthquake. We also performed array microtremors observations at the each site around seismic stations. In order to evaluate the influence of earthquake ground motion from surface structure in the Kumamoto plain, we estimated the local site effects by both earthquake data and array microtremor observation data. |
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