講演要旨(和文) | 表面波探査の可探深度について、現場測定の際に簡易的に判断できるツールを開発した。等間隔多チャンネルのデータに対し、周波数‐波数スペクトル解析により分散曲線を自動トレースして最小周波数を評価、基本的には最小周波数に対応する波長の2分の1を探査深度として判定する。数値計算による検討も行った結果、高次モードが卓越する場合振幅の大きいモードの最小周波数が求まるため、その周波数に対応する波長の3分の1を探査深度として判定することとした。本ツールの使用により現場で簡単に探査深度を判定でき、要求される探査深度に満たない場合に起振方法やデータ取得方法を再検討するなどの対策を現場でとることができる。 |
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| 講演要旨(英文) | We have developed a handy software tool to evaluate the depth range of a multichannel surface-wave survey. The maximum wave length is determined on the basis of frequency-wavelength analysis using 2-D FFT of multichannel data. For depth range in case that higher modes dominates in a surface-wave dispersion curve, we adopted another criterion considering the result of a numerical test. |
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