講演要旨(和文) | InSAR解析の結果は,衛星と地表の間の距離で示される.一般的に干渉SAR画像は,位相データであるという特徴があり,HISカラーモデルの色相環のようなカラーチャートによって着色される.このモデルは単純でわかり易く直感的理解が可能なものである.このカラーモデルを用いて,色相(H)の変化の向きにより,衛星と地表の距離が近づいているのか遠ざかっているのかが表現されている.また,それぞれの色の幅の変化により変動の状況も表現される.しかし,これらのカラーモデルから変動の向きが直感的に判断しやすいとは言えない.また,変動量は位相差に対応しているのでセンサーの1/2波長を越える変動量になると同じカラーチャートの繰り返しとなりわかりづらい.本研究では,変動量などのデータ値の表示に用いるカラーチャートの変更や,干渉SARの特徴である面的なデータであることを考慮した表現方法を試みることで,その効果を確認した. |
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| 講演要旨(英文) | InSAR is an application technique for mapping the subtle surface deformation with a high spatial resolution. We performed InSAR time-series analysis and DInSAR analysis using commercial software with unique scripts. The data used in this study were ENVISAT/ASAR images and PALSAR images acquired from 2003 to 2011, and 50m DEM, subsidence areas in Japan. The results of this analysis displayed as color gradation map and the slope vector map, and were compared with stated InSAR images as before. We expected the possibilities of extraction of new information from the result images. |
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