社団法人 物理探査学会
第130回(平成26年度春季)学術講演会


電磁波を用いた建造物非破壊センシング技術の研究開発 (25年度成果)

講演要旨(和文)
東北大学と三井造船は独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の高度通信・放送研究開発委託研究「電磁波を用いた建造物非破壊センシング技術の研究開発」として,こうした研究を実施している(2012-2015).本稿では,本研究プロジェクトの目標と,これまでの成果をまとめた.本稿では、木造家屋を模擬した壁構造を20GHzまでのレーダで内部を可視化することができたことなどを報告する。

講演要旨(英文)
We are developing radar technology to inspect the inner structure of wooden buildings suffered from strong quale by earthquake. We found that frequency up to 20GHz can be usefully used for inspection, and show that the radar could achieve the resolution about 1.5cm, and found that t can be used for detection of crack inside concrete structure.