社団法人 物理探査学会
第129回(平成25年度秋季)学術講演会


浅部速度断面を得るための簡便な微動探査 −関東地方の低地・台地への適用−

講演要旨(和文)
本研究では、先名・他(2013)にしめされる地盤構造作成のさらなる高度化を行うための取り組みとして、まずは、主に表層地盤の堆積タイプを地質地盤図・断面図・ボーリングデータから区分し、極小微動アレイ(Cho et al.(2013))を凋密に実施した。その結果について、簡易プロファイル法(SP法)によるS波速度プロファイルに速度不連続の情報を付け加えるための簡易的手法(長・他(2013)当大会発表SFI法)を利用し、手法の検証および関東地方の低地・台地においてS波速度構造による地域分類の検討を実施した。

講演要旨(英文)
In this study, we considered the local classification which observed cohesive soil layer thickness in the Kanto district. We used microtremor observation, in order to classify. We propose an integrative interpretation of H/V section, together with a pseudo shear-wave velocity section (Ling et al., 2003