| 講演要旨(和文) | | 鹿児島県の笠野原台地における地質課題に対応すべく重力探査を実施し,その成果を2005年春の講演に引き続いて報告する.重力探査はシントレックス重力計CG-3MとLeica 2周波GPS受信機SR530を用いて行った.GPSの解析は,電子基準点6点との基線解析解を平均化することにより高精度を図った.得られたブーゲー異常図の精度は,約0.2mGalである.また,地形の影響を受けないブーゲー異常図を作成することに加えて,3次元解析のためのパラメータ(地表付近の密度構造)の推定することを目的として,地殻表層密度分布の推定を行った.推定の方法は,密度のメッシュを細かく(250m)分割し,そのために計算が不安定になる事を避けるために,隣り合うメッシュ間の密度差がなるべく小さくなるようにペナルティーを付けて解析する方法を開発した.その結果,地質構造に良く対応した密度構造を推定することができた. |
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| | 講演要旨(英文) | | Precise gravity survey in Kasanohara plateau was carried out between 2003 to 2010. The survey area corresponds to 1/50,000 scale topographic map of Kanoya. The total number of gravity stations is 1,133. As a result, we have made precise Bouguer anomaly map with 0.2 mGal contour and high resolution density distribution map using a new estimation method. |
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