121回(平成21年度秋季)学術講演会 優秀発表賞

2010.1.26

学術講演委員会


 学術講演会優秀発表賞は、若手会員による研究を促進し、その成果を学術講演会で積極的に発表していただき、学会全体の活性化につなげることを目的としています。35才以下の発表者(登壇者)を対象としており、優秀講演賞(口頭発表)と優秀ポスター賞が設けられています。審査は所定の審査表を用いて主に各セッションの座長が行います。採点項目には、プレゼンテーションの状況(スライド・ポスターの見やすさ、発表の分かり易さなど)、研究成果の技術的内容(新規性、完成度など)、発表時間、質問への対応状況などがあります。

 121回(平成21年度秋季)学術講演会終了後、採点結果をとりまとめ、学術講演会優秀発表賞の受賞者を決定しました。今回対象となった講演は、口頭発表21件、ポスター発表9件です。審査の方針として、受賞者数を対象者の20%以下としていますが、同時に基準点を設けています。また、連続受賞された方は1年間対象外としています。今回は高得点者が多く僅差だったことから、最終的に口頭発表5件、ポスター発表1件を受賞者としました。受賞者一覧を下に示します。受賞者は学会ホームページにも掲載し、また、次回の学術講演会(平成22年度春季)の会場において賞状の授与を行います。


優秀発表賞受賞者一覧


優秀講演賞

1)    坂野貴仁京都大学): 地層流体中のガスによる音波速度上昇メカニズムの研究(坂野貴仁、三ケ田均、後藤忠徳、武川順一、尾西恭亮、佐伯龍男)

2)    岡本京祐京都大学): coda-Qと弾性体に働く応力との関係〜統計量から導く状態量〜(岡本京祐、三ケ田均、後藤忠徳、武川 順一)

3)    小西千里応用地質株式会社): 不飽和土の比抵抗とS波速度のクロスプロットの解釈について(小西千里、林宏一、畠山正則、川原孝洋、亀谷祐志)

4)    山崎鐘史京都大学): JJY標準波を用いた浅層電磁探査に関する研究(山崎鐘史、武川順一、後藤忠徳、三ケ田均、尾西恭亮、小西尚俊)

5)    山下幹也海洋研究開発機構): 反射法地震探査を用いた海洋微細構造の高密度イメージング山下幹也、横田華奈子、三浦誠一、小平秀一、深尾良夫)

優秀ポスター賞     
          
            

1)    渡辺志穂名古屋大学): 月の地下エコー検出のためのLRSデータ解析方法の検討渡辺志穂、渡辺俊樹、押上祥子、山口靖、山路敦、小野高幸、熊本篤志、中川広務、小林敬生


以上